ダイヤモンド商会の歴史
日本のコーヒー文化を創る100年
明治43年(1910年)、皇国殖民株式会社社長の水野龍は、ブラジルコーヒーの宣伝普及のため、ブラジルのサンパウロ州政府よりコーヒー豆の無償提供を受けることになりました。そして、大隈重信に協力を仰ぎ、合資会社カフェーパウリスタを設立。その後、コーヒーが飲める日本初のカフェ「カフェーパウリスタ」を東京市内を始め、名古屋、神戸、横須賀など各地に店舗を展開し日本にコーヒーを普及しました。
しかし、大正12年(1923年)、関東大震災により関東方面にあったカフェーパウリスタの全施設は壊滅し事業を縮小することになりました。そこで、大正7年(1918年)ごろからカフェーパウリスタの総支配人をしていた大石七之助は、合資会社カフェーパウリスタの大阪工場とその営業権一切を引き受けることを決意し、ダイヤモンド商会を創業しました。
創業200年に向けて
日本のコーヒー文化の次の100年を創る
創業して100年以上経ち、日本にはコーヒー文化が根付きました。ダイヤモンド商会は、日本のコーヒー文化の新たな時代を切り拓くために、リーディングカンパニーとして挑戦をし続けます。
会社概要
名称 | 株式会社ダイヤモンド商会 |
創業 | 大正12年 / 西暦1923年 |
設立 | 昭和23年 / 西暦1948年 |
資本金 | 1,000万円 |
従業員数 | 13名(2024年9月末) |
事業内容 | コーヒーの輸入並びに加工、販売。コーヒーに関する商品の開発・販売 |
本社 | 〒531-0074 大阪府大阪市北区本庄東3丁目6-16 |
電話番号 | 06-6371-1310 |
電話での受付時間:平日 9:00~17:00
Greetings
ご挨拶
皆様には平素よりご高配を賜り、誠にありがとうございます。
ダイヤモンド商会は、創業以来100年以上にわたり、日本のコーヒー文化を支えてまいりました。明治時代にブラジルコーヒーの普及を目指した「カフェーパウリスタ」に端を発し、関東大震災を機に大石七之助が当社を創業いたしました。
以来、私どもはリーディングカンパニーとして、コーヒー豆の輸入・焙煎・販売を通じて、新たな時代を切り拓き続けております。これからも最高の品質と心地よいひと時をお届けすることを使命に、挑戦を続けてまいります。
引き続き、当社をご支援賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
代表取締役 岡部 宏明
ロゴマークについて
1900年ごろは、第一次世界大戦などでコーヒー豆が非常に高価で入手困難でした。そのため、純粋なコーヒー豆100%ではなく、安価で手に入りやすいチコリや大麦などを混ぜた代用コーヒーが多く流通していました。
そんな代用コーヒーが多く流通する時代でも、弊社はコーヒー豆100%の「本物のコーヒー」を供給し続けました。その頃からコーヒー豆100%の証としてこのロゴマークを掲げ、コーヒー業界を牽引してきました。
その後、経済が安定し、コーヒー豆の供給が改善されたことで、コーヒー豆100%の純粋なコーヒーが広く普及するようになりましたが、「本格コーヒーをお客様に届け続ける」という強い想いでこのロゴマークを掲げ続けています。